あたしのパーフェクト★BOY
「たぶん・・・・・・降りますね」


「もしかしたら公園に行ったのかもしれないわ」


「公園?」



「覚えているかしら?うちから左にずっと行った先にある大きな公園 結衣とよく遊んでいたんだけど」



景色や動物、植物を撮るのが好きな子だからあの公園は頻繁に行っている。



「ちょっと行ってきます」



「あら、大丈夫よ 寒くないんだし濡れたら濡れたで――」



多恵子が話をしている最中に玲央はいなくなっていた。



「ほんと、優しい子なんだから・・・・・・」




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