あたしのパーフェクト★BOY
* * * * * *



「たっぷり食べてね?」



多恵子がテーブルに着いた玲央に言う。



あれから少しして小降りになり、2人は帰ってきた。



先に結衣がシャワーを使い、その後に玲央が使った。



後に使ったはずの玲央の方がテーブルに座るのが早い。



適当に拭いた玲央の髪はまだ濡れている。



「結衣は?」



「髪の毛を部屋で乾かしているんじゃないかしら」



しっかりドライヤーをしないとくせでクルクルと跳ねてしまうのだ。



その跳ねも愛らしく似合っているのだが本人はストレートになりたいらしい。




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