あたしのパーフェクト★BOY
「何がバカみたいなの?」


玲央の声に結衣は飛びあった。



「な、なんで玲央がいるのっ?」



まさかもう帰っているとは思ってもいなかったので驚いた。



「ドアをノックしたのに気づかないから」



――返事をしてもしなくても入ってくるんですかっ 着替え中だったらどうすんのっ。



「百面相、面白かったよ」



玲央が結衣の勉強机のイスに座る。




< 209 / 464 >

この作品をシェア

pagetop