あたしのパーフェクト★BOY
「じゃあ、俺と運動する?」


イスからベッドに座っている結衣の隣に移動した玲央はニヤッと笑って顔を近づけた。



「う、運動・・・・・・?」



頭があっちの方向に行ってしまう。



赤面を隠すように顔を背ける。



「あれ?結衣、何の想像しているの?」



「そ、想像なんかしてないよっ!」



――とんだ意地悪王子様だ。


頬を膨らませて結衣は立ち上がると玲央を睨みつけた。




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