あたしのパーフェクト★BOY




「おい、結衣!待てよ」



教室を出た所で玲央の手が結衣の腕を掴む。



「お、怒ってないよ 冗談だから・・・・・・」



玲央の顔が真っ直ぐ見れなくて俯いて言うと玲央の手を振り切って下駄箱に向かった。





「変な奴・・・・・・」



玲央は小さく呟くと結衣の後を追った。




黒のローファーに履き替える頃には、少し落ち着いてきていた。





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