あたしのパーフェクト★BOY

お迎え

結衣が個室に戻ると誰も歌を歌っていない。



「どうしたの?歌わないの?」


「遅かったじゃん」


ちょっと不機嫌そうなリュウが言う。



「リュウ!仕方ないでしょ?電話、大丈夫だった?」



リュウをたしなめて結衣に珠代が聞いた。



「玲央からだったの で、迎えに来るって」



玲央の電話で緊張して喉が渇いた結衣は目の前のウーロン茶を飲んだ。



「ケッ!なんであいつが迎えに来るんだよ!送ることぐらい俺にも出来る」




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