あたしのパーフェクト★BOY
屋上から教室に戻るには玲央のいるクラスの前を通る。
時間はなかったが玲央の顔が無性に見たくなってB組のクラスを覗いた。
玲央はすぐに見つかった。
数人の女子に囲まれてその場だけ華やかだったからだ。
――玲央・・・・・・。
結衣は何も言わずに自分のクラスへ足早に向かった。
珠代は5時限目のチャイムが鳴るぎりぎりになるまで結衣の姿が見えないのを心配した。
リュウはとっくに戻って来ていて友達とげらげら笑っている。
――でもあれはきっと空元気(からげんき)なんだよね・・・・・・。
チャイムの音と共に結衣が後ろの出入り口から入って来た。
時間はなかったが玲央の顔が無性に見たくなってB組のクラスを覗いた。
玲央はすぐに見つかった。
数人の女子に囲まれてその場だけ華やかだったからだ。
――玲央・・・・・・。
結衣は何も言わずに自分のクラスへ足早に向かった。
珠代は5時限目のチャイムが鳴るぎりぎりになるまで結衣の姿が見えないのを心配した。
リュウはとっくに戻って来ていて友達とげらげら笑っている。
――でもあれはきっと空元気(からげんき)なんだよね・・・・・・。
チャイムの音と共に結衣が後ろの出入り口から入って来た。