あたしのパーフェクト★BOY
* * * * * *



「玲央っ!次はあれに乗ろう!」


玲央の手を引っ張ってお目当てのジェットコースターに向かう。



「げっ!またジェットコースター?」


向かう先がジェットコースターだと知り玲央があきれる。



もうこの遊園地のあらゆるジェットコースターを制覇していた。



それでまた振り出しに戻り、一度乗ったジェットコースターに乗りたいと結衣は言う。


「だって乗りたいんだもん」


その声は掠れていた。


「叫びすぎで声が掠れているぞ?」


結衣の腕を引っ張り立ち止らせる。


「玲央?」


「どうせなら叫べる違う所へ行こう」


玲央が結衣の肩を抱き寄せる。


「ちょ、ちょっと玲央っ」


密着した玲央の身体に反応して身体が熱くなる。




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