あたしのパーフェクト★BOY
珠代が1人で帰り、結衣は玲央を待っていた。



玲央は先生に呼ばれたらしい。



少し経つと向こうから玲央がやって来るのが見えた。



「お待たせ」



「先生は何の用事だったの?」



「たいした事じゃないよ」



「ふ~ん」



「あ、そうそう 結衣の担任に勉強見てくれって頼ませたんだけど」



玲央がニヤッと笑って言う。


「ひ、必要ないよ 予備校通おうかと思っているし」


――もうっ!先生ったら 余計なこと言わないでっ


「そうなのか?」


「そ、そうなのっ」




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