あたしのパーフェクト★BOY
一度、家に戻ってから結衣は私服に着替えて雑誌社へ向かった。



電話の女性は40歳代位の出来る女の人って感じだった。



「貴方が古賀結衣さんね 本人も可愛いわね」



ソファーに座った結衣を観察するようにじっと見ている。



「わたしはここの副編集長 相良 比呂子です 貴方に来てもらったのはこのモデルの件なの」



ブルーのファイルから結衣が送った写真を取り出す。



もちろん玲央の寝顔の写真。



「玲央・・・・・・ですか・・・・・・?」



「玲央君って言うのね 実は――」


目の前の女性が話し始めた。





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