あたしのパーフェクト★BOY
「え?いや、なんでもない」


「変な玲央っ♪」



結衣は玲央の腕に腕を絡ませた。



本当は会った時からずっとしたかった。



なんとなくタイミングがずれて腕を組めなかったのだ。



「結衣はどこへ行ってたんだ?」



「え?・・・・・・ちょっとお買い物」



結衣は出版社へ行った事を言えなかった。



「その割には何も買ってないみたいだけど?」



「欲しいものがなかったの」




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