あたしのパーフェクト★BOY
「俺がその雑誌のモデルにでもなれば結衣の作品を入選させるとでも言ったんですか?」


断りもなく送った結衣に腹がたった。


「あら、彼女言ったのね?」


「いいえ」


昨晩の事が思い出された。


話しづらそうにモデルをなぜしないのかと。



「そう、彼女即座に断るものだから時間をあげるって言ったのよ でも返事は変わらなかったけどね。それで貴方を調べて電話をしたってわけ」



相良は玲央に微笑んだ。


余裕のある微笑み。


玲央は余計に気に入らなくなる。



< 335 / 464 >

この作品をシェア

pagetop