あたしのパーフェクト★BOY
「俺がモデルをしないと結衣の作品を入選させないと?」


「そうよ 貴方は彼女の彼氏なんでしょう?彼女の夢を潰していいの?貴方がモデルさえやれば彼女のカメラマンの道は開けるのよ?」


脅しが含まれているのも否めないが玲央は乱暴に立ち上がった。



「モデルに興味はないんだ」



玲央はそういい捨ててカフェを出て行った。



その後姿を見て相良は微笑んだ。



「大人ぶっているけどまだまだね?これから貴方がモデルをしなくてはならないようにさせてあげるわ」



彼女を助けてよい返事が聞けるかと思ったが、そうも行かないらしい。



相良は次の作戦を使うことにした。





< 336 / 464 >

この作品をシェア

pagetop