あたしのパーフェクト★BOY
写真を撮られただけであれほど怒っていたのだ。


あの写真で応募して玲央が副編集長の目に留まってしまったなんて知られたら完全に嫌われちゃう。






自分の部屋に戻った玲央はドアを乱暴に閉めるとベッドに身を投げ出した。



――クソッ!なんであんな事を言ったんだ!


結衣に乱暴なキスをし、傷つけるような事を言ってしまった自分が嫌になる。



雨が降り公園まで迎えに行った時の事を思い出す。



――良い写真を撮ろうと努力をしていたのは分かっている。断りもなく出した事に腹が立っていたのか?いいや、違う あの女に酷い事を言われる結衣に腹が立ったんだ。




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