あたしのパーフェクト★BOY
「結衣・・・・・・」


結衣の緊張が手に取るように分かる。



「あ、あの・・・・・・」



「また襲われに来たの?」



結衣が後悔している事は分かりすぎる位分かるのに玲央は冷たく言っていた。



玲央の言葉に結衣の顔が歪んだ。



今にも涙がこぼれそうだ。



結衣は泣かないように唇を噛みしめた。



「玲央、ごめんね 写真の事知っちゃったんだよね」


一呼吸おいてからの言葉は意外としっかり出た。



玲央の表情は無表情で結衣は審判を下される罪人のような気がしていた。



組んだ両手の震えが止まらない。




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