あたしのパーフェクト★BOY
部屋に戻った結衣はベッドにうつ伏せになり泣いていた。


――玲央・・・行かないでよ・・・・・・。


もう日本に帰って来ない気がしてならない。



――玲央、玲央。




しばらく部屋で鬱々としていたが、結衣は出かけることにした。



出かけると言っても行くあてがない。



自然と向かうのはあの公園。



雨が降って玲央が迎えに来てくれた公園だ。



小降りになるまで雨宿りしたベンチに結衣は座った。



――ここで優しいキスをしてくれたよね 玲央・・・・・・あたしがすべて壊しちゃったんだ・・・・・・。




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