あたしのﾊﾟｰﾌｪｸﾄ★BOY

その後、いつもの2人に戻りゆっくりとアイスコーヒーを飲み、結衣はチーズケーキまで食べて店を後にした。


手は自然とつながりぶらぶらと家路を歩く。


「なんか、路駐多くなぁい？」


家に戻る道、路駐車が目立つのだ。


「そうだね　何かあったのかな」


角を曲がれば自宅。



そして曲がり角を曲がった時、自宅前にカメラを持った人と数人の男女がいた。


「あ！彼だ！」


1人の男性が玲央を見て指を指した。


「れ・・・お・・・・・・」


駆け寄ってくる男女に結衣は思わず後ずさる。


「キミが神崎　玲央くんだね」


確認するように玲央を見てから一歩下がって立っている結衣を男性が見た。


「そうすると、キミが古賀　結衣ちゃんだね」


どうしてこの人たちがいるのか分からず結衣は言葉が出ない。