あたしのパーフェクト★BOY
「玲央、コーヒー?紅茶?」


動揺を隠すように玲央に聞く。


「コーヒー」


結衣は黙ったままカップにコーヒーを注いで玲央の前に置いた。


――無愛想にもほどがあるつーの!あんなに可愛かったのに・・・・・・今は全然可愛くないっ


結衣はちょっとぷりぷりしていた。



駅まで歩いて10分、電車で6分、学校まで歩いて10分、合計26分



――26分、玲央の傍にいる このままだと苦痛だ・・・・・・。




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