あたしのパーフェクト★BOY
部屋を出ると玲央は結衣の手を握った。
結衣は嬉しくなって顔をほころばせた。
2人は黙ってシーンと静まり返った屋敷の裏口から庭へ出た。
結衣にはどこを歩いているのかまったくわからない。
――庭も広いんだ。
月明かりだけで玲央の足は戸惑うことなく先を進む。
目の前にどーんと大きな建物があった。
ガラス張りで温室のように見える。
玲央はドアの鍵を開けて結衣を中に入れた。
結衣の耳に水の音が聞こえてきた。
「?」
玲央が電気のスイッチを押すと結衣の目にプールが映った。
結衣は嬉しくなって顔をほころばせた。
2人は黙ってシーンと静まり返った屋敷の裏口から庭へ出た。
結衣にはどこを歩いているのかまったくわからない。
――庭も広いんだ。
月明かりだけで玲央の足は戸惑うことなく先を進む。
目の前にどーんと大きな建物があった。
ガラス張りで温室のように見える。
玲央はドアの鍵を開けて結衣を中に入れた。
結衣の耳に水の音が聞こえてきた。
「?」
玲央が電気のスイッチを押すと結衣の目にプールが映った。