あたしのパーフェクト★BOY
筋肉痛のせいか、玲央の事が気になっているせいか食欲がわかない。



「結衣ちゃん、食欲ないの?」



葉月が一口かじっただけのトーストを見て聞く。



スクランブルエッグを食べていた玲央の目があたしに向いた。



「えっ?そんなことないです」



「母さん、昨日フィッシュ&チップスの店に行ったんだ たぶん脂っこかったんだろう」



「あら、そうだったの ファーストフードのお店はあまり良い油を使っていないから、結衣ちゃん、胃薬いる?」



「大丈夫です」



心配そうなおば様にあたしはいらないと答え、グラスに入った牛乳を口に運んだ。



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