あたしのパーフェクト★BOY
「玲央……おはよ、今何時……?」


「9時を回ったところ」



部屋の中には太陽の光が厚いカーテンの隙間から差し込んでいた。



「えっ!?」



あたしはびっくりして飛び起きた。



薄いお布団がずれて、あたしの胸が露わになる。



「きゃっ!」



急いで倒れこみ隠す。



「恥じらう姿も可愛いね」



隣でまだ横になっている玲央が言う。



「玲央……」



胸にお布団を抱えて玲央を見つめる。



「そんな目で見つめられると、我慢が出来なくなるんだけど」



玲央は上半身を起こすと、結衣に覆いかぶさり唇を重ねた。




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