あたしのパーフェクト★BOY

心配

* * * * * *


――遅くなっちゃった。


と言っても時刻は7時過ぎ。


4人でずっとカフェにいた。


――良輔さんにケーキ出してもらっちゃった。今度お礼しなきゃね。


そんな事を考えながら家のドアを開けた。


「ただいま~」


「ほら、帰ってきた」


多恵子の声が聞こえた。


そして玄関に多恵子が現れた。


「お帰りなさい 結衣」


結衣を見てくすっと含み笑いをした。



< 59 / 464 >

この作品をシェア

pagetop