あたしのパーフェクト★BOY
「結衣、遅いぞ?」


信也が軽くたしなめる。


「パパ、わたしにも付き合いってものがあるの」


席に着くなりたしなめられて結衣の頬が少し膨らんだ。



そしてちらっと目の前の玲央を見てしまう。



玲央はきちんとした箸使いでご飯を食べていた。







「ご馳走様でした」


結衣は食べ終わると言い立ち上がった。


「あら?もう食べないの?」


多恵子が聞く。



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