君の声。


「別にちょっとくらい待つのに。」

僕が何気なくつぶやくと

「男ができたのかもよー?」

司が冷やかした


「「まさかっ!」」

僕と悠斗の声が重なる



「・・・お前ら

ミナミちゃんの親父かw」


「「はぁ!?」」

再び2人の声が重なった


「ぷッ」

思わず司は噴出した


「「・・・・」」

沈黙する僕ら2人を置いて
司は1人、楽しそうに歩き出した


夕陽がゆっくり傾いていた




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