Berry Kiss
出会い
カーテンから眩しい光が入ってくる
ふぁあ・・・もう一眠りしようかな?
あれ・・・・・・なんか忘れているような
ま、いっか!
トントンどドアを叩く音
「雛ー?入学式遅れるわよー?」
お母さんはいつものようなのんびりとした口調で話し掛ける
「みさちゃーん・・・今日だっけえ?」
「今日入学式よ?」
「・・・ああっ!みーさーちゃーんの馬鹿っ(泣)」
「なんでみさが怒られるのかな?とりあえず支度しなさいよー。」
私の母美沙子はお母さんと呼ばれるのが嫌らしく、名前で呼べと言われている。
もちろん自分んお母さんとは言わない
ダッダッダッ
ガチャッ
「雛ねーちゃん?学校遅れるよぉ?」
今度は凜が起こしにくる
「凜、おねぇ着替えるからもぅ下いってな。」
ダッダッダッ
凜が一階に行ったみたいだ。
そう言えば今何時かなぁ?
ふと私はそう思い時計を手にとる
「……!!遅刻だぁあ(泣)」