A sense of distance
でもそれからは、
練習も試合も
誘われて一緒に
見に行くように
なったんだ。


大人で、かっこ良くて。
すごく好きになった。
まぁ、もう自分の部活なんて
完全に忘れてるよね(笑)
それだけ、ハマった。





それで…
普通にメールしてた
流れで気持ちに
気付いてほしくなった。
それらしいことを
言ったことも
あったっけな(笑)



そしたら向こうから、
「好きな奴いないの?」
ってきた。
迷った末に、
「いるよ~」
「どんな奴?」

(え…聞くのか…)

「大人でかっこ良くて…
すっごい好きなんだぁー…」
「へぇ~。名前は?」
「言えない。
画面の向こうの人だね。」
 ↑よく言えたよね。
恥ずかしい。(笑)


「付き合うか?」

(は…?!嘘…)

「嬉しくて
死んじゃうかもよ?(笑)」
「死なれちゃ困る!」
「冗談!よろしく
お願いします!」

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