sick
「はいっ!!絶対無理しません」
「そお?じゃあ大人しくね。僕はまだ診察あるからいくね。みんなも詩保ちゃんに無理させないように。まっ秋がいるから大丈夫だと思うけど。じゃあね〜」
悠はそう言いながら病室を出て行った
「詩保ーよかったね。退院できるかもだって」
「うん。嬉しい。病院退屈なんだもん。家だとお母さんもいるし」
喜びあう女子2人
「よかったな 秋維」
「ああ。倒れたって聞いた時は生きた心地しなかったし」
「詩保も嬉しそうだしなっ」
と静かに喜ぶ男2人
「おーい君たち面会時間そろそろ終わるよ」
「美香さん」
「仲いいのは結構だが規則は規則。もう遅いし帰りなさい」
「「はぁーい」」
「じゃあね。詩保」
「うん。ばいばい 楓」
「またなっ」
「うん。またね 蛍斗」
「明日も来るから」
「わかった。気をつけてね あきちゃん」
トンとドアが閉まりみんなが帰っていった