sick
「・・・・・・ということであまり無茶などをなさらなければ大丈夫ですよ。病院でもおとなしかったですし。」
「いつもありがとうございます。」
「いえいえ。じゃあ詩保ちゃん。病院生活も今日までだからおとなしくね」
入院中の様子やその後の経過などを伝えると悠は出ていった
「よかったわね 詩保。お父さんも喜んでてね。本当は明日迎えに来たいって言ってたんだけどお仕事でね。早くは帰るとは言ってたけど」
「そんなお父さんも忙しいんだし無理しないでって言っといて。明日はあきちゃんも来てくれるって言ってたし」
「あらあら 秋維君が来るならお母さんお邪魔かしら」
「そ、そんなことないよ」
顔を赤くして慌てて否定する
「そういう事にしといてあげるわよ。
じゃあ疲れさせちゃうといけないしお母さんは帰るわ。明日は早めに来るから今日はゆっくりお休み」
お母さんは笑顔で帰っていった
「退院かぁ。また学校いけるかな」
小声で呟くと眠りについた