sick
「じゃあお母さん車とってくるからここで秋維君と待ってなさい」
2人を残して駐車場へと歩いて行った
「退院おめでとう 詩保。楓も蛍斗も後で詩保ん家行くって言ってたぞ」
優しく笑いかけながら言う
「ホントに!?嬉しい。じゃあ早く帰ろ-!」
「んな焦るなっ。遅くても楓達は待ってるって」
「わかってるけど早く会いたいの」
「はいはい。わかりました」
フッと笑いながら答えた
「お待たせ。詩保も秋維君も後ろ乗って」
「はぁーい」
「すいません。俺まで乗せてもらっちゃって」
「フフッ そんなに遠慮しなくていいわよ 秋維君。
家も近いし昔からの仲でしょ。詩保も沢山お世話になってるし」
そう言いながら車を走らせた