sick


「おい。どこまで行くんだ!?知らない駅で人を降ろしといて」


全く何も言わない秋維に痺れを切らし聞く。



「ったく もうすぐだから黙ってついて来い」

そういうとまた何も言わずに歩きだした。








「ほら。着いたぞ」


「はぁ?どこだよ ここ。
誰の家だよ?」


「詩保の家」

それだけ言うと秋維はチャイムを押した。



インターホンで話した後、しばらくして玄関のドアが開いた。














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