sick
「秋維 大丈夫か?何見てたんだ?今」
「──っ大丈夫だから。ちょっとボーっとしただけ」
「ホントか?なんか何とも言えなそうな顔してたけど」
「そうか?気のせいだよ」
「・・・ならいいけど。
そんで自己嫌悪ってなんだよ?」
「えっ?あっああ。それはだな・・・。それは・・・」
ガラッ
「ほら お前ら席に着け。朝のHR始めるぞー」
「牧ちゃん来ちゃったし。信哉も座んなきゃじゃね」
「なんかはぐらかされた気がするんだけどな・・。
まっ 後でまた聞くからな。ちゃんと教えろよなっ!」
「まぁそのうち。なっ」
「ってめ、ずるいぞ!」
「こら!高畑。早く席に着け。お前だけだぞ。まだ席に着いてないの」
「えっ?うわぁ!?わかりました」
急いで自分の席へとすわりに行った。