sick
「なんかお二人さんラブラブみたいだね。俺等邪魔者みたい」
なっと楓に同意を求めるように言う。
「ホントだよ。なんか2人の世界って感じ。帰ろっか蛍斗」
「えっ!?ちょっと楓 蛍斗?!」
「お二人さんラブラブみたいなんで俺等はこの辺で」
「えっ えっ。帰っちゃうの?」
「秋維がいるから大丈夫でしょ。なんかお邪魔虫みたいだし。また明日もくるから。じゃあね詩保」
「秋維 あんまし詩保苛めんなよ。やりすぎは嫌われの元だかんなっ。
じゃあな詩保 秋維。また明日」
バイバイと手を繋ぎながら2人は帰っていった。
「本当に帰っちゃった・・・」
「寂しい?」
「うーん。寂しくないって言ったら嘘だけど秋ちゃんいるから平気」
「ふっ。そっか」
よしよしと詩保の頭をなでる。
「んで、どうする?リビング戻るか詩保の部屋行くか」
「あたしの部屋行こ。リビングにいてもする事ないし」
「わかった」
2人は階段を上がって行った。