sick


「楓ちゃん いらっしゃい」


「詩保ママ。お邪魔します」


ペコッと頭を下げ家へと入った



「あら?今日は秋維君達はいないの?」


「今日はちょっと・・。代わりに別の人が来てて・・。」


「こないだの子よねぇ。いらっしゃい。そんなとこに立っていないで どうぞ」


手で招くような仕草をして翔を家の中へと促した


「お邪魔します」


小声でそっと呟いた



「詩保ママ。詩保は部屋?」


「ええ。部屋にいるわ」


「じゃあ部屋にいくね」


バイバイと手を振りながら2階への階段を上り始めた











< 87 / 97 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop