[短編]在りし日の記憶


私にもあんなに可愛い時期があったのか。

我ながら、おどろき。

「奈津おねえちゃんっ!!」

「なに??」

「あそぼっ??」

そういえば、私は一人で遊んでいた。

「いいよ。」

一人より二人のが楽しいに決まっている。

「やったぁ。奈津おねえちゃんっ」

「あっ!!君の名前は??」

「あたし??あたし奈々津っていうのっ。」



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