運命のカサ
(えっ…)
私の体に今の言葉が突き刺さった。
「あの…?大丈夫?」
「えっ!大丈夫です」
「あっ…これ君の?」
と言って、カサを出した。
「あっ…あたしの!どこに?」
「ああ、昨日公園で」
「公園に?ありがとう。名前…」
といったら、美鈴が言った。
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