愛しの俺様くん
「ひゃっ?!」

腕を強い力で引っ張られた。

そのはずみで、あたしはベットに倒れた。

ぎしっと音がして片瀬水紀はあたしに馬乗りになった。

つまり…あたし…こいつに…押し倒されてる?!

「ちょっ…!どきなさ…!!!」

強引に唇が塞がれた。

あたしはしばらく放心状態だった。

な、に?あたし…片瀬水紀にキスされてる…??

やだ。

やだ。やだ。やだやだ。やだーぁ!!

「んんっ!!ふぁなすぇ…」

おもいきり胸板を押すけどびくともしなさい。

「んんっ?!」

口内に生暖かい何かが入ってきた。

そのまま舌を吸い上げられ、絡められる。

「んっ…ふぁ…はっん…」

気持ち悪い。なんでこいつと…

保健室にはクチュクチュといやらしい音が響く。

「ふっ…ん…んぁ!」

だんだん頭がぼーとして、何も考えられなくなる。

熱い。体が熱い。なに…??これ?


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