ヤンヤン彼氏




このキツ顔のゆんにビビったかな?



ヒソヒソと話しながら歩いて来た



私達とすれ違うときに





「調子乗んぢゃねー」



え?と思った時にはもう体が前のめりになっていた



ゆんが気づいた時にはもう頭が階段にぶつかってた




強い衝撃を受けて架那は意識をなくした









夢を見た、可愛いワンコと草原で戯れる夢。



あぁ可愛い!

幸せだあー!

夢みたい………。








「起きろ、バ架那」




あぁスバルだ、スバルの声する。




「起きろっつってんだろが!」



ぺチンと頬に痛みが…………………、




「うあ?スバルー……、」


「てめえー、いつまで寝てるつもりだ」



「もう起きてるって、」



「心配させんな」



………………


……………………




心配?スバルが?




「ふはっ!スバルって架那のことスッゴい好きだよねー!」




「調子乗んな!」




……………ッ!





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