元ヤン×現ヤン
本気でキレてんぢゃねぇか??
「お前、
アイツになんかあったら、
俺等なんて言えばいいんだょ!
この街から引っ越してから俺等どんだけかわってんだょ!
帰って来たらどんな理由つけんだょ!
俺等、今の姿そのまんまアイツに見せれんのか?
…俺は嫌だ。
お前も知ってると思うけど、
俺は昔からアイツが好きだったから、
純情で、こんな荒れたのが嫌いだったアイツに
こんな姿みせたくねぇょ!」
「おい…」
「黙れ。
俺は、アイツにだけは、
こんな姿見せたくねぇ。
だから、こいつ等がなんかするんだったら、
その前に
俺が
殺す。」
「おいっ!!」
「なんだょっ!」
「お前の言うとおりかもしれないが、
俺は、正直に言うほうがいいと思う。
それって、アイツをだますことになるんだろ?
俺は、そっちの方が嫌だ。
だから大輝がそんな風に言うんなら、
俺はもう、手をぬくよ。
なるべく人をなぐりたくないんだ。」