運命の扉

無理矢理突き放すことも出来るはず。
でも…今は無理だ……

こんなに弱い姿、初めて……。

「莉奈……あいつと付き合うの……?」

「どうして…?」

「…どうしてだろ……男の勘ってやつ?」

優斗は力なく笑う。

トビラが
少しずつ
ヒ ラ イ テ イ ク


< 62 / 70 >

この作品をシェア

pagetop