年下カレシに蜜な罠


凜久にギュッと抱きしめられた
夢を見て、幸せな気分のまま


寝返りを打とうとした。




「……ふぁ?」

う、動けない――。


そこで、やっと目を開けてみるといつも凜久が着ているTシャツのプリントが見えた。


気が付いてみると、さっきからなんだか体が温かくて。


そういえば、この…香り。




凜久の、香り―――?




「…わわっ!」

口をパッと押さえてみても、もう遅かった。


< 123 / 350 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop