年下カレシに蜜な罠



③凜久、どうしてるかなって


――……ッ

なんでだろ……
照れた凜久の顔がパッと浮かぶ



結局、辿り着いた結論は

ありのままに、話すこと。



授業中ずっと、遊くんの視線を
感じながら。



「瑠璃、お前……」


ちゃんと授業聞いてたか?



「ごめんなさい!」

授業はちゃんと受けなきゃいけないのに。

私ってば……


「……ったく、しょうがないな」

優しく微笑む遊くんに、

ホッと胸をなで下ろした。


< 225 / 350 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop