年下カレシに蜜な罠



凜久はというと……


「ん……、おいしい」

両手で包んで、
パクッとかぶりついている最中。



みんなとこうして

同じ空間

同じ時間

笑いあえるって
何気ないことだと思っていたけど


本当はすごいステキなことだって改めて感じた気がするよ。




「……ちょ、ヨウくんそれ、何個目?」

「よっつめ」

「食べ過ぎでしょ!」


ヨウくんにツッコミを入れるまで仲良くなったあおい。


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