年下カレシに蜜な罠



「今日はずっと一緒だね」

キレイに片付いた部屋に、凜久とふたりっきり。


「今日も、でしょ?」

「そ…そうだね」


昨日までは、私の部屋で。
今日は、凜久の部屋なんだ。


変に加速する胸を、そっと押さえる。



「どうなったんだろうね?瑠奈ちゃんの告白」

「……、うん」


顔を真っ赤にして、精一杯自分の気持ちを伝えようしてた…瑠奈。


遊くんは、
どんな答えを出したのだろう?




「でも、まあ……俺たちには、関係ないけどね」

「う、うん」


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