年下カレシに蜜な罠
「スカート…短くしちゃおうっ」
ニコッと…
ううん…ニヤッと笑うおおいにされるがままに、
いつもひとつ分に折ってあるスカートをふたつもみっつ分も折られてしまった。
「はいっ、出来上がり」
マジマジと見るあおいの視線に、なんだか急に恥ずかしくなる。
いつも以上に、短いスカート。
露わになる自分の足。
「瑠璃はいっつもきっちりしてるもんね。たまにはこういうのもいいかもよ?」
どうやら、戻すことは出来なさそな雰囲気だ。
「ドキドキし返してやれば、いいのよ」
耳元にやんわりと届く声は、なにかを企んだような、少し低くて…妖しさを漂わせたものだった。