年下カレシに蜜な罠
「ねぇ、瑠璃?」
「……ん?」
なかなか来ない凜久たちを待ちながら、私は芝生の上に足を放り出す。
「もっと瑠璃も…。甘えていいんじゃない?」
あおいと企みとは――…
凜久をドキドキ誘惑させといて、甘える…というモノ。
それで、凜久くんにいろんなコトしてもらってさ。
欲求不満も、解消されるんじゃない?
これ以上ないって位、口を綻ばせながら話してくれる。
"いろんなコト"
その部分だけ、さらに面白そうに話す。
でもなんか、不安だよ…――。
「仕上げに、と…」
プチン、と音を立てて
ブラウスの第2ボタンまで外されてしまった。