年下カレシに蜜な罠


「でも、―――」

こういうのは、禁止。


本当にダメだから。

ちょっぴりお仕置きの意味を込めて、耳を甘噛みしてみたら。



「んやっ…!」

真っ赤になった顔を背けると、見えたのは真っ赤な耳。



「スカート短くするの禁止、ボタンも開けるの禁止。」

そんな事しなくたって、俺はいつでも瑠璃にドキドキさせられっぱなしだからさ。


――瑠璃は気付いていないかもしれない…けど。



「最後に、」









――プチン


ブラウスのボタンを外した。

……みっつめの。


< 51 / 350 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop