年下カレシに蜜な罠
凜久が帰ってくるのは、土曜日。
今日は…木曜日――。
たった2日、…たったの――2日間だって思っていたのに。
なんだか、ひどく長いように思えてきちゃって。
“何か”
が、変わっちゃいそうで。
なんだか、不安だよ……凜久。
ねぇ、凜久。
早く……会いたいよ―――…
私をギュッって、苦しいくらいに抱きしめて
髪をなでて
耳元で、……とびっきり甘く
『大好きだよ』って囁いて――?
その腕の中で、
安心させて――-