Doll†Boy
「おっ、来た〜!はよっ!芦露、智倉!」

教室に入ったらすぐ壬沙が話し掛けてきた。

「はよ。」

「おはよ…」

「うわっ!芦露はいつもどうりなのに智倉が大人しい!珍しい事もあるんだな〜!」

また、私がイラッ!っとするような事を!

「うるっさいわね!私だって乙女なの!」

壬沙を思いっきり睨んでやった。
「おっ!戻った!目がこぇーよ!これは、殺し屋の目だ!」

「あぁ!誰が殺し屋よ!」

またいつもの壬沙との乱闘を始めてしまった。
こんな事する気分じゃないのよ!

「まぁた始まったわね…」
めいさがため息を吐く。
「そうだな。そういえばなんか転校生来るらしいよ。」

ビックニュースをその時三上君が言ったんだけど私は全然聞いていなかった。

てか聞いてる暇なかった。


だって今日の壬沙手ごわかったんだもん!

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