Doll†Boy
「うーん…うーん…」
わからない…
昼休みに三笠君に学校案内をした後の午後の授業のことだった。


ここの訳がわかんない!
私の通う青空学園は一応レベルの高い学校。

高校一年生と言えど大学まで後三年しかない。

だから一年生の時から大学入試の問題を頻繁に解かされる。

私が今悩んでいる問題もその一つだ。


ヤバいよ!本気でわかんない!

今日の小テストの監督はゴリちゃんだから絶対平均以下だと補習させられる!

ここは!
天才三上君に!って寝てるー!

三上君は、こんな問題とっくの昔に終わったらしくもう夢の国へと旅立っていた。

Noーーーーー〜!!!!!
三上君は、一回寝たら死んだもののように絶対起きない!=無理!

今日は、『マジョリカル†ミミちゃん†最後の魔法』を観ないといけないのに!

なんで今日に限って録画してなかったんだよ私!

誰か他に頼れそうな人いないかな?


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