Doll†Boy
ふと目に入った三笠君。

いや〜三笠君はヤバいだろ〜

さっき覚えてないって言われたんだよ!覚えてないって!

三笠君の様子を見る限りもう解き終わってる模様。

でも近くて確実そうなのは三上君と三笠君しか…

よし!ここは、腹を割って三笠君に聞いちゃおう!←腹を割っての意味違うから!


「三笠君、三笠君、ここの訳わかる?」

ゴリちゃんにバレない様に小さな声で聞いた。


チラッとこちらを見られた。

そして私の解答用紙をサッととった。


スラスラと解答用紙の上に何かを書いていく。

もしかして…

答え教えてくれてる?!


そして解答用紙を返された。


『君さぁ…本当バカだね…この問題解かなくていい、解いたら減点って書いてあるよ?あとの③との④間違ってるよ。』


なっ!!

ななんと!!

解かなくていい?!

うわーすっごく小さく書いてあるよ…


そっそんなことより間違い直さなきゃ!


私はそれから凄まじい速さで問題を解きナオした。

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